薬物療法の基本
- 1.ステロイド外用薬を塗る。
- 2.抗アレルギー薬・抗ヒスタミン薬の内服。
- 3.保湿剤の使用。
大抵の場合、ステロイド軟膏を塗り、皮膚の炎症 をある程度まで抑え、皮膚の保護目的で、保湿剤 中心の外用剤に移行していく方法で治療していき ます。以下に陽性反応が見られた例を掲載しておきます
炎症を繰り返さないよう長期安定を図ってステロイ ド剤の調整をしていきます。 年齢によって外用薬の吸収が異なるので、年齢別の 薬剤選択をします。重要なことは皮膚症状が軽快す るに従ってステロイド軟膏を、徐々に効き目のマイ ルドなものに切り換えて行き場合によっては非ス テロイド軟膏とか最近発売された免疫抑制剤を応用 したプロトピック軟膏なども使いながら、最終的に はスキンケアを目的とした保湿剤の外用だけで皮膚 症状の安定化をはかるのが理想的です。